前回の診療報酬請求事務/診療報酬明細書点検(試験概要)では、診療報酬請求事務/診療報酬明細書点検試験について事前に知っておいて頂きたいことをお伝えさせて頂きました。
今回から具体的な試験対策法をお伝えさせて頂きますが、まずは管理人の試験結果をお伝えして、この勉強法を実践したらどのような試験結果となるのかをまずはお伝えしたいと思います。
管理人の試験結果
管理人の試験結果ですが、公表されていないため推測となり申し訳ないですが、恐らく8割~9割ぐらいは取れていたと思っています。
また、解答時は問題1~4の一通り解けた段階で55分ぐらいでした。
よって、残り15分で見直しを行い、見直しを全て終えた段階で試験終了時間となりました。
なお、試験前に管理人が目標としていたのは、問題1~3の各問題を10分で解いて、4を15分で解き、大体45分~50分ぐらいで一通り終えるつもりではありました。
しかし、やはり当日の試験の緊張や、少し傾向が違う問題も出題されたこともあり、予定よりも5分程度遅くなってしまいました。
ですが、全体的には予定通り進められ、見直しの時間も15分ぐらいあったので、再度落ち着いて問題を見直すことができましたので、皆さんも上記時間を目標に取り組むようにしてみてはいかがでしょうか?
では、実際の試験対策法をお伝えさせて頂きます。
診療報酬請求事務/診療報酬明細書点検の時間配分
既にお伝え済みですが、念のため再度お伝えさせて頂きます。
問題1~3は大体同じぐらいのレベルですが、レベル4は記載要領が多いので時間配分は以下のように少し多めにしましょう。
問題1:10分
問題2:10分
問題3:10分
問題4:15分
これで合計45分となりますが、試験時はこの通り進められることは難しいかと思います。
よって、予備10分を設けて開始から55分で一通り終了するようにし、残りを見直し時間とします。
再度まとめると、目標とする時間配分は以下の通りとなります。
問題2:10分
問題3:10分
問題4:15分
予備 :10分(この時点で開始時から55分)
見直し:15分
診療報酬請求事務/診療報酬明細書点検の試験対策法
保険(者番号)
数字の誤りがあれば訂正します。
よく出るのが入れ替わっているパターンでしょうか。
例えば以下のようなパターンです。
誤:132155
よく見ればわかる間違いですが、急いで解こうとすると意外と見落としがちです。
ただ、よく見れば得点しやすい問題ですので見落としがないように気をつけましょう。
難易度
易しい。
記号・番号
前述の保険(者番号)と同じように数字の誤りがあれば訂正します。
対処法は保険(者番号)と同じで問題ありません。
難易度
易しい。
氏名
漢字の誤りがあれば訂正します。
例えば以下のようなパターンです。
誤:山田華子
これもよく見れば得点し易いので、見落としがないように気をつけましょう。
難易度
易しい。
性別・生年月日
性別が誤っているときがありますが、生年月日が間違っていることはあまりないようです。
ここも得点とれる箇所なので確実に得点していきましょう。
また、ここで注意!!!
生年月日により対象患者さんが、幼児加算対象かどうかを判定します。
後述しますが、このように、年齢による加算が正確に判定できるかどうかは、点数計算に大きく影響しますので、ここは他よりも慎重に確認するようにしましょう。
難易度
易しい。
次回診療報酬請求事務/診療報酬明細書点検(勉強方法2)も、今回に引続き、診療報酬請求事務/診療報酬明細書点検試験の具体的な試験対策法です。