前回の持ち込み資料の作成の意図と概要では、今回から紹介させて頂く、各問題に対する解説を持ち込み資料に活かして頂きたいために、資料作成の意図と概要を説明させて頂きました。
前回の紹介内容をご理解頂いた上で、以下の各問題に対する解説を読み進めて頂ければと思います。
なお、前回の内容をお読みになっていない状態で本記事を読んでも勉強法が半減してしまいますので、是非とも目を通して頂ければと思います。
各問題に対する解説
前提条件
各問題毎に試験対策法を記載していますが、同時に問題の難易度も付けています。
これはあくまで管理人の主観での問題に対する難易度ではありますが、難易度が高いと思われる問題に時間をかけても意味はないため、その判断基準にして頂こうと思って付けました。
ですので、あくまで参考難易度ではありますが、試験で飛ばすかどうかの判断基準に使って頂ければと思います。
余談となりますが、この試験で問題を飛ばすかどうかの判断はかなり大事です。
ニチイの医療事務技能審査試験(メディカル クラーク)の試験概要でも記載していますが、この資格は100点を取る必要はなく合格点を取る必要があるのです。
そのため1つの問題で5分かけるのであれば、その時間を使って確実に2~3問正解するほうが確実に合格するのです。
これはどの資格試験でも言えることではありますが、どうしても試験当日となるとテンパってしまい1つの問題に時間をかけてしまいがちですが、わからない問題・苦手な問題はすぐに飛ばす判断は必ず行えるようしておくようにしましょうね!
そして本サイトで記載している難易度が「易しい」「普通」を確実に得点できるようにするようにしましょう。
問題1:法別番号
法別番号に該当するものは何か?が問われます。
なお、問題1はテキストの以下の一覧表から出題されることが大半なため、一覧表を印刷し、ノートに貼り付けしました。
・保険者番号が6桁(国保)でもイレギュラーな意味をもつ「13」から始まる一覧表を貼り付けた
(例「全国土木建築」)
問題の難易度
易しい
問題2:医療保険制度
現物給付、現金給付の内容が頻出しますので、テキストでこれらの説明箇所を印刷し、ノートに貼り付けしました。
また、過去問の傾向が似ているので、その過去問で頻出しているところをテキストで内容をメモしておきました。
問題の難易度
普通
問題3:健康保険法
健康保険法の内容があっているのかどうかの問題が大半です。
とはいえ、健康保険法は条文が多いので問題2と同様よく出る箇所を色ペンでわかるようにしておき、テスト時にすぐに見れるようにしました。
また、100均でラベルを購入し、健康保険法や頻出する条文をすぐにめくれるように印を付けておくと試験当日もすぐに問題を解くことができますよ。
問題の難易度
普通~難しい
問題4:国民健康保険
法律の種類(国民健康保険法等)に対する説明が合っているかどうかの問題が多いです。
なお、この問題を解くにあたっては、テキストに載っていた「医療保険制度の概要一覧表」という表を見れば大半解答できるため、同一覧表を印刷し、ノートに貼り付けておきます。
後、保険者・被保険者・医療機関・審査支払機関(支払基金/国保連合会)での関係性についても良く出題されるので、こちらも印刷し、ノートに貼り付けておきます。
問題の難易度
易しい~普通
問題5:健康保険法、保険診療、保険給付
保険診療と保険診療外が把握できればOKです。
テキストにまさに「保険診療で認められないもの」という箇所があるので、それを印刷し、ノートに貼り付けておきます。
これで大概のケースに対応可能です。
問題の難易度
易しい
問題6:療養担当規則
問題3:健康保険法と同様に法律の説明が正しいかを解答します。
こちらも過去問の出題箇所に色ペンでわかるようにしておき、ラベル付けは必須です。
問題の難易度
普通~難しい
問題7:公費負担医療
法律名、法別番号、医療給付名、説明の組み合わせが、正しいかどうかが問われることが大半です。
こちらはテキストに「公費負担一覧表」というものがありますので、それを印刷し、ノートに貼り付けておきます。
問題の難易度
易しい
問題8:介護保険制度
介護保険制度の説明について出題されますが、こちらはテキストの本文の内容がそのまま出てくることが大半です。
よって、管理人は介護保険制度のページも少ないこともあり、全て印刷しておき、ノートに貼り付けておきました。
問題の難易度
易しい
次回の医療事務知識/筆記(択一式)の勉強法(各問題に対する解説2)では問題9からの解説となります。