2016年11月から真剣に、ニチイの医療事務技能審査試験(メディカル クラーク)の受験勉強を始め、12月に試験を受験し1月25日に合格通知が届きました。
これから医療事務技能審査試験(メディカル クラーク)の試験を受けられる方に少しでも役に立つ情報をお届けするために合格体験記を紹介させて頂きます。
まず初回は試験の概要からご説明させて頂きます。
なお、概要の情報はニチイのサイトの情報であり、それに管理人自身の情報も付加しています。
医療事務技能審査試験(メディカル クラーク)の資格概要
受験資格
特にありません。
試験日程
毎月1回あり、年に12回あります。
試験会場
各都道府県内の公共施設等です。
管理人の場合は商工会議所で受験しました。
試験内容/時間
以下のサイトで詳しく情報があります。
実技I
患者接遇/筆記(記述式):2問 50分
学科
医療事務知識/筆記(択一式):25問 60分
実技II
診療報酬請求事務/診療報酬明細書点検:4問 70分
受験料
7,500円です。
なお、管理人の場合は現金書留で支払ったため、合計約8,000円となりました。
試験申込
・試験日の2ヵ月前から2週間前までが受付期間です。
・受験申込書に受験料を添えて、受験地域の日本医療教育財団支部へ郵送(現金書留)または持参します。
・申込手続き後、受験票が発行されます。
試験会場
合否の判定
実技I、学科、実技IIの3つ全てが70%以上の得点が取れたら合格となります。
試験結果の発表
受験日から約1ヶ月後に送付されます。
管理人が受験したのは12月17日でしたが、合格通知が届いたのが1月25日でした。
合格率
公表はされていませんが、スクールに通っている人に聞いたところ、約50%ぐらいなんだそうです。
合格基準
これも公表はされていませんが、スクールに通っている人に聞いたところ、実技I、学科、実技II全教科で(平均して?ここが少し曖昧です)7割とれば合格なんだそうです。
管理人も一応これを目安に、どれも7割取れるように勉強を行いました。
つまり100点を取れる必要はない代わりに、7割を切る試験が出ないようにした方が良いということですね。
医療事務技能審査試験の基準およびその細目
実技I
コミュニケーション(医事課患者応対)
学科
1.医療保険制度
2.高齢者医療制度
3.公費負担医療制度
4.介護保険制度
5.医事法規一般
6.医事業務
実技II
診療報酬請求事務(医科診療報酬明細書(出来高請求)の点検)
試験日程・会場一覧
こちらの試験日程・会場一覧ページを見て下さい。
その他試験情報
試験の流れ
以下の順で試験は実施されます。
1.実技I
2.学科
3.実技II
参考書等の資料の持ち込み
実技Iのみ参考書等の資料は持ち込み不可ですが、学科、実技IIは参考書等の資料は持ち込み可能です。
よって、最初は参考書等は出さず、実技Iが終わってから試験官から参考書等を出しても良い指示がでますので、その指示後に参考書等を机に出すことになります。
難易度
管理人の感覚ですが、実技Iと学科は準備をしておけば試験前でも問題ないという自信は持てるかと思いますが、実技IIだけは多分合格ラインにのるだろうけど、問題次第かなという感になるという意味で一番難しいかと思っています。
学科 :易しい~普通
実技II:普通~難
ただ、別途試験対策法を余すところなくお伝えしますので、安心して下さい。
トイレ休憩
実技I、学科、実技IIと試験が間に休憩が入ることなく実施されますので、基本的にトイレ休憩はないと思って下さい。
ただ、試験官に伝えれば行かせてくれますので御安心下さい。
なお、試験対策をすれば実技I、学科は恐らく時間が余り、実技IIは時間が不足しがちなので、実技I、学科中にトイレに行くことをおすすめします。
受験者の男女比率
1割~2割が男性、8割~9割が女性という割合ですね。
次回各試験に共通する試験対策では、実技I、学科、実技IIの各試験対策をお伝えする前に、各試験に共通した試験対策法がありますので、そちらを紹介させて頂きます。
関連リンク
以下のサイトで、医療事務の資格試験はどんな内容?受験のための流れは?などの概要が把握できますよ!